
東北の在来野草を知る:野草の小径の植物たち
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- Radial 7
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公園や道端に生えている草の多くは、名前を知らないまま通り過ぎています。東北地方には、山野に自生する在来種の草花が数多くあります。それらの植物を整理して観察できる場所として、Radial 7 の野草の小径を整備しました。
在来種と外来種の違い
在来種とは、人間が持ち込む以前からその地域に自生していた植物のことです。外来種は、人間の活動によって他の地域から持ち込まれた植物です。東北地方では、明治時代以降に持ち込まれたセイタカアワダチソウやオオキンケイギクなどの外来種が、在来種の生育地を圧迫している場所があります。
野草の小径では、東北地方の在来種のみを植栽しています。外来種が混入しないよう、植栽する株の出自を確認し、周辺から外来種が侵入した場合は随時除去しています。
季節ごとに見られる主な植物
春はカタクリとニリンソウが最初に花を咲かせます。カタクリは雪が解けた直後から開花し、葉が展開する前に花が終わります。夏はギボウシとヤマユリが見ごろを迎えます。ヤマユリは大きな白い花を咲かせ、強い香りがあります。
秋はリンドウ、ノコンギク、ワレモコウ、ツリフネソウが順番に花を咲かせます。リンドウは晴れた日の昼間だけ花が開き、曇りの日や夕方には閉じます。この性質を知っていると、観察するタイミングを選ぶ楽しみが生まれます。
- 春:カタクリ、ニリンソウ、エンレイソウ
- 初夏:ギボウシ、ヤマオダマキ
- 夏:ヤマユリ、オカトラノオ
- 秋:リンドウ、ノコンギク、ワレモコウ
- 晩秋:ヤマラッキョウ、センブリ
野草を観察するときの視点
野草の観察では、花の色や形だけでなく、葉の形・茎の断面・根の形状にも注目すると、植物の分類や生態が見えてきます。たとえばシソ科の植物は茎の断面が四角く、唇形の花を持つものが多いという特徴があります。
資料展示室の図鑑コーナーには、野草の同定に使える図鑑を複数置いています。園内で気になった植物を、その場で調べることができます。
野草の小径は現在68種の在来植物で構成されています。来るたびに新しい植物が花を咲かせているので、同じ季節でも年によって見え方が変わります。
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