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室内ガーデンに並ぶ色鮮やかな鉢植え植物のコレクション
東北の冬に、なぜ熱帯の植物が育つのか

冬の温室で熱帯植物を観察する方法

執筆:
Radial 7
記事
温室
日付

東北の冬は寒く、屋外の植物のほとんどが休眠します。しかし温室の中では、年間を通じて熱帯植物が生長を続けています。温室という環境がどのように機能しているか、そして冬に観察できる植物の特徴を知ると、温室の見方が変わります。

温室が熱帯の環境を再現するしくみ

温室は太陽光を透過するガラスやポリカーボネートで覆われており、昼間に蓄積した熱が夜間に逃げにくい構造になっています。Radial 7 の第1温室は暖房設備を二重化しており、外気温が氷点下になる夜間でも室温を25℃以上に保てます。

湿度の管理も重要です。熱帯植物の多くは高湿度を好むため、温室内では定期的に霧吹きを行い、湿度を60〜70%に維持しています。着生ランや熱帯性シダは、根から空気中の水分を吸収する能力が高いため、土に植えずに流木や樹皮に固定して展示しています。

冬に注目したい熱帯植物

冬は多くの熱帯植物にとって開花期にあたります。第1温室では、12月から2月にかけてデンドロビウム属のランが順番に花を咲かせます。花の色は白・ピンク・紫と多様で、同じ属でも種によって形が大きく異なります。

食虫植物のコーナーでは、ウツボカズラ(ネペンテス)の捕虫袋が年間を通じて観察できます。袋の内側には消化液が溜まっており、虫が落ちると消化されます。冬は虫が少ないため、袋の中に虫が入っていない状態を観察しやすい時期です。

温室観察のポイント

温室に入ったら、まず全体を一周して気になる植物を見つけてから、解説板を読む順番がおすすめです。先に解説を読んでから植物を探すより、実物を先に見た方が情報が頭に入りやすいと感じる来園者が多いようです。

資料展示室には熱帯植物の分布図と生態に関するパネルがあります。温室を見た後に展示室を訪れると、植物の原産地と特徴の関係が整理されます。

温室は冬でも開放しています。屋外が寒い日こそ、温室の中の熱帯の空気を体感しに来てみてください。

#温室 #熱帯植物 #冬の観察 #ラン

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